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もう一人のシロオビさんと青い網の正体

午前中には羽化していなかったシロオビアゲハさん。

午後に帰ってきたら羽化していて翅も乾いていました。

手乗り蝶
手乗り蝶。
翅が乾ききっていたのか大人しくとまってくれない。

2012-シロ1号さん
2012-シロ1号さんメス♀
2012年10月22日に蛹になって半年で羽化。

スッカリ勘違いしていました。
シロオビアゲハは両方女の子だったのに。
ノート見直して間違いに気づきました(゚ー゚;Aアセアセ

という事で、先日と同じ女の子なのですが、ちょっと模様が違います。

裏側
翅の裏側。

この子は、オレンジ色の面積が多い子です。
個々でこんなにも色に違いがあるのですね。

元気な子だったので、外に出して数時間後には飛んで行かれました。
といっても庭の木にとまっていたけど。


あと、去年だったかな。
近所に怪しい青い網が張っているところがあると書いたのは。
昔は鳥でも飼っているのかと思っていたのですが、去年あたりからアレ?!って思いだして…
でも、思い立った時は冬で中を覗いても枯れきった草木だけあるのみ。

で、その前を今日通ったら、その周りに黒い蝶が沢山飛んでいるではないですか!∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
可笑しいと思って、網に近づき中を覗いたら…

居た居た黒い蝶が数匹!!!( ̄ー+ ̄)キラーン

網の外にも中に入りたそうにベニモンアゲハかジャコウアゲハらしい体の赤い子がウロウロしていたり、クロアゲらしい子がウロウロしていたりと、放蝶園かココは?と思うような感じでした。

中にはカラスアゲハらしい子が主にいました。

で、覗いていたら、ちょうどその網の持ち主が現れて…w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

話を聞いてみたら、20数年ほど蝶を飼育しているとの事!
しかも、カラスアゲハは沖縄から沢山送ってもらったとか、シロオビアゲハも送ってもらっているとか…

コアすぎる話満載でした!(*'▽'*)わぁ♪

色々情報も聞けましたよ。
うちの周辺はクロアゲハはよく居るし、カラスアゲハもいるとのこと。
ジャコウアゲハが欲しければ、〇〇に行けば食草のウマノスズクサが生えているとか。
キアゲハはパセリじゃなく明日葉があればすぐに産みに来るとか。

時間なくてこの位しか聞けなかったのですが(まだ聞きたいんかい!)
また今度時間ある時にでも、お話聞けたらと思ってます。

それにしても、あの蝶を放している網。
ゆうに10坪はありそうなんですけど…(^▽^;)
お金持ちの方はやる事のスケールが違うε=( ̄。 ̄;A フゥ…


あと、シロオビアゲハは外には放さないそうです。
うちの庭に「幼虫がいた」と言ったら驚かれていました。

うちのシロオビさん達はいったいどこから???

別に近所にいるのかも?!コアな方達がw( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

長くなりましたが以上。

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theme : アゲハチョウ観察
genre : ペット

やっぱり… ^^;

私もやっぱりどうしても青いネットのお宅が気になっておりました…。シロオビの出所もそこではないかと思うのですけどね…。他産地のものを野外へ逃がしてしまうという「最もやってはいけないこと」を(意図的にではなくとも)やってしまったと言うことができなかったのかもしれません。他産地のものは絶対に逃がさないこと!!これは“最低限のマナー”だと思います。これができない人には飼う資格はないと思います。自分だけならいいだろう、なんて思って逃がしてしまう人がいるから生態系が乱れるのです…。私も沖縄本島や石垣島、奄美などから母蝶や卵を送ってもらうことはよくありますが、絶対に野外へ逃がすことはしません。沖縄のカラスは本土のカラスとは別種なので万一雑種ができてしまったとしてもその子には繁殖能力がないので増えるということはないと思いますが、例えば、クロアゲハやモンキアゲハなどは沖縄のものとは亜種程度の違いなので万一逃がしてしまうと容易に雑種ができて(&増えて)しまいます。なので、逆にシロオビなど、本土にはいないものならば(同種がいないということで)血が混ざることはなく、(これももちろんやってはいけないことではありますが…)まだましといいますか…、そんな感じです。ですので、他産地のものはいかなる場合でも絶対に野外へは出さないこと!!これだけは守っていただきたいと、機会があればその方へもお伝え下さい。もちろんその方もベテランの方であり、そんなことは十分ご承知だとは思いますが、ネットのわずかなすき間から逃げ出すということもないとはいえないと思うのです。1頭や2頭逃げたからといってすぐに生態系が乱れるわけではありませんが、そういう人がたくさんいたとしたらどうでしょうか…。何度も言いますが、これだけは最低限のマナーです!!どうか、その方が(カラス、クロなども含め)他産地のものは決して野外に置いていない(=マナーを守っている)ことを祈ります…。

-追伸-

先程、書き忘れてしまいましたが、今回のシロオビさんたち。色彩がどうも不自然な感じです。累代飼育(人口交配)を何度か重ねたものではないかという気がしないでもありません。まあ、元々野外のものではないことは確かなので、飼育ものから生まれたものには間違いないのでしょうけど…(^^ゞ
たびたびのコメント、すみませんm(__)m!!

その方を信用していないというわけではないのですが、何となくウソっぽい気がしてしまったものですから…。私自身の研究目的上からも、そのような人が一番許せないのです。
ごめんなさいね、熱くなってしまって…。

Papilioさま

やっぱりシロオビアゲハの模様が少し気になっていたのですが、普通じゃないみたいですね。
青い網の方の網は、業者等が作ったようなしっかりした網小屋で、扉も二重扉なのでどうなのか分かりません。
昆虫館もそう遠くはない所にあるので…???

マナーは守らないと最終的には大変な事になるのは十分承知していますが…
貴重な体験もさせてもらえたので、少しラッキーだったと思う私はバカでしょうね(゚ー゚;Aアセアセ

良い子の皆さんは絶対にマナーを守りましょう!!!(-`ω´-)ゞ ビシ!

あっ、庭で拾った子とはいえ、外に放蝶してしまったよ…私…( ̄_ ̄|||) どよ~ん

いえいえ…

あげははさんの場合はしっかり事情を分かっていてやったことではないし…、放っておけばお庭で羽化をしていたわけですから。ひょっとしたら台風で南方から飛ばされてきたなんて可能性もゼロではなかったわけだし、もしそうだとしたら外へ逃がすことはごく自然なことと思いました。でも結果、♀が2頭とのことなので、最悪他種との雑種ができてしまう可能性はありますが、雑種には繁殖能力がないと思うので中途半端な血統のものが増える心配はないと思います。昆虫園から飛んできた可能性もゼロではないのですか!!??だとしたら(それが判明したら)昆虫園にとっては始末書ものだと思います。DNAでも調べれば分かるのかな^^;?それにしても、初のシロオビにして色彩がおかしいとお感じになったあげははさんはスゴイ!!ですね。
アゲハの幼虫はもうずい分大きくなったでしょうね。こちらは大変遅ればせながら昨夜やっと孵化が始まりました。

Papilioさま

ただ単にかわいいし、綺麗な蝶が街中にあふれてほしいとの願いから飼育しているのですが…
そこに珍しい居る筈のない蝶の子がいても、自然に返すのが私の信念なので羽化させて放してしまう。
自然で見つけた居る筈のない蝶を見付けて外に放すのはマナーにしてはどうなのでしょう。
蝶を増やそうという取り組みも見かけますが、増やし過ぎてもダメですよね。
いろいろ難しいですね…ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

例えば…

フィールドガイド「日本のチョウ」のP.310~311。
「要注意外来生物」として2種載っていますよね。どちらも人為的に放蝶されたものが定着しているものです。特にアカボシゴマダラは繁殖力が強く、こちら関東では今やどこにでもいる蝶となってしまっています。例えば、あまりに増えすぎると同じエノキを食するゴマダラチョウやオオムラサキなどがアカボシの勢いに負け、数が減少するという結果をもたらすかもしれません。同じように、例えばシロオビアゲハが増えすぎると同じミカンを食べるナガサキやクロ、アゲハなどが負けてしまうということもあり得ると思うのです。ちなみに、沖縄ではシロオビは非常に個体数が多く、飼育をしても病気になりにくく丈夫なため、繁殖力が強い種のひとつだと思われます。意図的に放されたもののせいで、元々そこにいた種が負けてしまい、絶滅の危機に遭遇させるなんて最悪な結果にもなりかねないのです。なので、やはり今回のものは別として(あげははさんにしてみたら、野外に自然にいたものを発見しただけなので…)明らかに他産地のものと分かっているものをやたらと放すことは絶対に許されないことと思います。同じように、クワガタなどでも問題が起きていますよね。外国産のものを誰かが逃がしてしまったがために、日本に元々いた種が負けてしまい、数が減少、あるいは混血となってしまい、純粋な国産種がいなくなる心配があるとのことです。
魚のブラックバスなども同じです。
蝶によっては例えばクロアゲハやカラスアゲハなど同種とされているものの中でも地域による変異が顕著なものがいくつもあります。そういったものを異なる産地で逃がしてしまっては雑交により純血種がいなくなり、取り返しのつかないことになりかねません。逃がすことは簡単ですが、一旦混ざってしまった血を元に戻すことは不可能に近いからです。ですので、ただただ好きで…というのは明らかにマナー違反と思いますヨ…。蝶の数とエサの量、そして寄生虫などの天敵がいてはじめて釣り合いが保たれているのです。1頭の♀が100卵産んでそれがすべて蝶になったとしたら、街中が蝶だらけとなり、同時に今度は植物のほうが枯れてしまいますよね?そして蝶は単なる害虫になってしまいます。飼育を楽しむのは良いですが、やはりマナーだけは守っていただかないと…。昆虫園の温室ではないのですから、蝶の楽園のような光景は夢にとどめておいていただければ…と思います。


Papilioさま

シロオビアゲハはそんなにも繁殖力が強いのですね。
台風で飛ばされたりして、段々と本州を北上するって事は無いのでしょうかね。

確かにただ可愛いから、綺麗な蝶を沢山見たいというのもありますが、自分では限りがあるから蝶園になるほどにはならないと思いますが…(゚ー゚;Aアセアセ

実際に、クロアゲハとかのクロ系のアゲハがナミアゲハより少ないのは体質以外に天敵等の理由もあるような気がします。
飼育をしていてあまりの天敵の多さに怒りを覚えるぐらいですし。
反対に、全くをもって飼育する人が居なくなったらクロアゲハ等は居なくなってしまいそうなのは私の素人考えなのでしょうね(━_━)ゝウーム

と、色々考えてますが、実際は、今年はナミアゲハは面倒なので飼育するつもりはないし、色々とあるのでクロ系アゲハも今年はどれだけ飼育できるか?って感じです。
飼育も結構大変なので、程々に楽しみたいと思います!(^▽^;)

No title

昨日は書いているうちに段々趣旨がずれてきてしまったみたいでごめんなさい。確かに、個人で飼育する量には限りがありますし、地元で採集した卵や幼虫たちはいくらでも(…!)保護して育ててやってくれて何の問題もありません!書きたかったのは(しつこいようですが…)くれぐれも他産地のものを放蝶しないように!!ということだけです。青いネットのお宅の方も、昆虫館の方も、または標本コレクションを目的に採集や飼育をするマニアの方々もきっと、異口同音に言うと思いますヨ…。

実は私もあげははさんと同じで、今年は(集大成のほうに専念をしたいので)飼育のほうは“ほどほどに…”って思っているんです(^^ゞ
でも、どこまでホドホドにできるか…??前にあげははさんもおっしゃっていたように、ついつい無意識に“いつものスポット”へ赴き卵や幼虫を連れてきてしまいそうです^^; 数を飼えば、それだけ新たな発見などもありますしね。でも、今年は意志を強くして我慢をしなければ…と思っています。

「色々とあるので…」の「色々」とは何なんでしょうね(笑)??
何か新たなことをお始めになるとか?御結婚をなさるとか?あるいはお子さんがお生まれになるとか…??全然違うのかな?
あげははさんと直接お話をしたとしたら、きっと(いえ、絶対に!)頭が良くって楽しい方なのだろうな…って、いつも思っています。
おいくつくらいの方なんだろう?とか、御家族は??とか…漠然と想像をしてしまいます(^^ゞお友達になれたらいいのになぁ…♪って。

あ、そうそう。
クロ系アゲハって少ないように感じるかもしれませんが、それは単にナミアゲハとは生息環境が異なるからというのが大きいと思います。ナミは明るく開けた市街地などを好みますが、クロ系はやや山地性であるものが多いので、山のほうへ行くとかなり多いです。逆に、山にはナミアゲハはいませんしね。山頂あたりでモンキやカラスが無数に飛び交っている場所もあります。また、沖縄では市街地でもシロオビやナガサキは非常に多いですが、ナミは滅多にいません。モンキやクロはまあまあいるがやや少なめという感じです。ところ変われば…ですね。

それでは!!

Papilioさま

個々の飼育でも、このように可愛いと宣伝するかのようにブログをしていたら飼育する人が増えて…
って考えていたら、結局は増えるかな?なんて思ってしまいました。
実際は、そんなにも飼育している人の人口いないと思うから心配ない感じもしたのですけどね。

色々というのは喜ばしい事じゃないですよ(^▽^;)
その事がネックで、庭の卵も今年はあまり真剣に探していないかも。

私は頭はとっても悪いですよ。
恥ずかしいほどに(´ー`A;) アセアセ
プライベートな事はご想像にお任せします( ̄∀ ̄*)イヒッ
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Author:あげはは

本当は虫が全般的に苦手です。でもアゲハチョウの幼虫等は平気と言うか大好きです♪
飼育はブログを始めた2009年から。
何年経っても新しい発見のある可愛いあおむしくん達に育成を楽しませてもらっています。

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